COSMIC BOX

ミニマリストを夢見るアラサーです。日々の生活のこと、趣味のことなど、書き綴っています。

自分にとっての『丁寧な暮らし』

先日、彼のご両親と、初めて一緒に食事をしました。家族写真でお顔は拝見していたので、雰囲気はなんとなく分かっていたのですが、直前になるとかなり緊張しました。いざ、お会いすると、お二人ともとても気さくで、よく喋られる仲良しなご夫婦でした。何気ない会話のやり取りに愛を感じて、とても素敵だなぁと思いました。

彼のご両親は旅行が好きです。お父さんはお城が好きで、お母さんは焼き物が好きとのことでした。共通して、温泉も好きだそうです。私の地元も焼き物が有名なのですが、お母さんから焼き物について質問された時、何も答えられませんでした。

小さい時からずっとそばにあるものなのに、特徴を聞かれても、なんと答えたらよいのか、分からなかったのです。

その時、「私は、なんて残念なんだろう」と思いました。これまで、知る機会、触れる機会はたくさんあったはずなのに、何一つ魅力を伝えられなかった。漠然と存在は知っているけれど、良さについては何も知らない。

こんな生き方でいいのかな?と感じました。

興味がないことは、興味がないで、いいと思うんです。でも、少し触れてみると、意外なところに、"好き”が隠れているのではないか?そう感じました。そこから世界が広がり、色々な知識を身に付けていくことで、これから出会っていくものの見方や感じ方も、変化していくのではないか?と。

見たもの、聞いたもの、言われたこと、書いてあること。私はそれらを、ただ受け取るだけで、"そういうものなんだ”と受け止め、疑問を抱かないところがあります。受動的なんですよね、昔から。「これは…?」という違和感は、かなり後からおとずれます。

昔から、物知りな人、賢い人、言葉を綺麗に使う人に、憧れを持っていました。私も、私の憧れに、近づきたいなぁと思います。

私にとっての丁寧な暮らしは、日常生活で触れるもの、出会っていくものに対して、丁寧に向き合うことなのかなぁと感じました。豊かな人間になりたいです。そのために、自分を雑に扱わないようにしたいものですね(長年の課題)。